「大人のための“2日間連続”数学講座」
2017年4月29日(土・祝) 13：00～18：00
2017年4月30日(日) 10：00～17：00
会場：岐阜善光寺
講座は終了いたしました
ありがとうございました
2017/04/30
| 数学とは「分かった」という心の働きを再発見する行為である。 昨年4月から開催している“2日間連続数学講座”の第3回目をおこないます。 ●第1回目連続講座の「一本ゲタ大使館館長レポート」 ●第2回目連続講座の「一本ゲタ大使館館長レポート」 この講座は実際に“数学をする”講座です。 “数学をする”というのは、学校の数学の授業のように公式をいっぱい覚えたり、計算をたくさん早く解いたりというのではありません。それらは確かに数学の一部分ではあるかもしれません。 では、“数学をする”というのはどういうことか？ それは「分かった！と感じた時の一瞬の大きな喜びを数学を通して味わうこと、だと思います。 分かったときの大きな喜びは確かに数学でなくても味わえるかもしれない、文学でも宗教でも語学でもスポーツでもその喜びはあります。数学でなければならない理由はありません。 ですが、数学の特徴として、昨日正しかったものは今日も正しい、という安定した性質があります。他の分野では全てが動いている（万物流転）ので、昨日はこうだったけど、今日はこうなった、というよく理論がひっくり返ったりします。 ところが数学は、2000年前に正しかったものが今でも正しいという極めてまれな分野だと言えます。明日死ぬかもしれないという不安定さを生きている人間は数学の安定性に惹かれるのかもしれません。 その「分かった」という喜びの種が私たちの生きる力になり、不安定な心を安定させる力になるのだと思います。ですから、何も難しい問題をごりごり解くことが数学なのではなく、ひとつでも「分かった」という喜びを味わうこと、この2日連続講座はそういうものを目指す講座にしたいと思っています。 この2日間連続の講座では、紙と鉛筆を使い、自分の頭を使い「数学」をします。数時間の講座では時間が短すぎてできなかったことを、2日間連続という長時間参加してもらうことによって、実際に数学をやる講座です。 気軽には参加できないかもしれません。ただ、参加された方をおいてけぼりにするような会にはしません。全ての方に満足いく講座になるかは分かりませんが、できる限り森田さんにも丁寧に説明してもらいます。 会場は岐阜市にある「善光寺」です。ご住職は様々な行事を企画されており、数学にも大変理解がある方で、素晴らしい雰囲気のお寺です。数学をみっちりやるには環境も大事です。JR岐阜駅、名鉄岐阜駅からのアクセスも良いので名古屋からご参加頂く方でもそんなに交通の便は悪くありません。 4/29、30という2日間の連続講座（*1日だけの参加は不可）となりますが、是非みなさまのご参加をお待ちしております。 （2017/04/17現在、お申し込み受付中です）  参考までに ●第1回目連続講座の「一本ゲタ大使館館長レポート」 ●第2回目連続講座の「一本ゲタ大使館館長レポート」 |
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講師プロフィール 森田真生（もりたまさお） 独立研究者。1985年、東京都生まれ。2010年に東京大学理学部数学科を卒業後、独立。現在は京都に拠点を構え、在野で研究活動を続ける傍ら、全国各地で「数学の演奏会」や「大人のための数学講座」など、ライブ活動を行っている。2015年10月出版のにデビュー作『数学する身体』(新潮社）で第15回小林秀雄賞を受賞。編著に岡潔のエッセイを編纂した『数学する人生』(新潮社）がある。数学をベースに、「人が人として生きるとはどういうことか？」の問いに対し研究と活動を続ける。名古屋、岐阜では2010年より演奏会や講座をしている。 公式ウェブサイト Choreograph Life |
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【日時と内容】 ※自習タイムは、参加者同士で課題について話しあったり前日の内容を復習したりの時間です。
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お申し込み受付中
2017/04/28 21：30
終了いたしました
ありがとうございました
2017/04/30
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